- かくしつ
- I
かくしつ【核質】細胞核の, 核膜に包まれた原形質の総称。 核液・染色質・仁・小顆粒などから成る。→ 細胞質IIかくしつ【確執】お互いに自分の意見を主張して譲らないこと。 また, そのために起こる不和。 かくしゅう。III
「自分の意見に~する」「~が生じる」
かくしつ【角質】鱗(ウロコ)・毛・角・嘴(クチバシ)などを形成する, タンパク質のケラチンから成る物質。 爬虫類以上の脊椎動物の表皮の部分を成し, 身体を保護する。IVかくしつ【革質】植物の表皮などにみられる, 革のような硬さをもつ物の性質。Vかくしつ【鶴膝】(1)足の肉が落ちてツルの足のようにやせ細り, 歩けなくなる病気。 鶴膝風(カクシツプウ)。「かの親王~の御病ありて/正統記(後醍醐)」
(2)書道で, 漢字の縦棒「亅」のはねた部分がとがり, 伸びたもの。 永字八法中の趯(テキ)の病としてきらわれる。→ 永字八法(3)五言詩の第一句・第三句の各五字目に同声の字を用いること。 詩八病の一つとして避けるべきこととされた。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.